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タブ表示プラグインの「前回開いたタブ」は誰に共有される?「最後に開いたタブを記憶する」の仕組み

タブ表示プラグインには、 「最後に開いたタブを記憶して、次に開いたレコードで表示する」 という機能があります。

この機能について、 「このタブの状態は全ユーザーで共有されるのか?」 「それとも利用している環境ごとに記憶されるのか?」 と迷われるケースがあります。

本記事では、この「最後に開いたタブを記憶」機能の正しい挙動と、 混乱しやすいポイントを整理して解説します。

結論:「最後に開いたタブ」は利用しているブラウザごとに保存されます

「最後に開いたタブを記憶」機能は、 利用しているブラウザ(端末)ごとにタブの状態を保存する仕様です。

そのため、他のユーザーや別の端末で操作した内容が、 自分の画面表示に影響することはありません。

混乱しやすいポイント

この機能は、「誰かが別のタブを開いた影響で、自分の表示も変わってしまうのでは?」 と不安に感じられることがあります。

特に、チームで同じアプリ・レコードを利用している場合、 「タブの状態が共有されているように見える」ことがあり、 どの操作が自分の表示に反映されているのか判断しづらい点が混乱しやすいポイントです。

「最後に開いたタブを記憶する」設定で何が変わるか

プラグイン設定には、 「最後に開いたタブを記憶する」というオプションがあります。

タブ表示プラグイン設定画面 最後に開いたタブを記憶するオプション

この設定を有効にすると、 別のレコードを開いたときにも、最後に開いたタブが表示されます。

設定なし 設定あり
PC版 詳細画面⇔編集画面のみ維持 レコード切り替え時も維持
モバイル版 維持されない レコード切り替え時も維持

別のレコードに切り替えたときにもタブを引き継ぎたい場合は、この設定を有効にしてください。

まとめ

タブ表示プラグインの 「最後に開いたタブを記憶」機能は、 利用しているブラウザ(端末)ごとに タブの状態を保存する仕組みです。

他のユーザーの操作が、 自分の画面表示に影響することはありません。

また、「最後に開いたタブを記憶する」設定を有効にすると、 レコードを切り替えた際にもタブの状態が引き継がれます。

仕様を正しく理解したうえでご利用いただくことで、 より快適なkintone運用につながります。

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