計算プラグインで日付の計算をしてみよう！でも触れたように、計算プラグインを使うことで、日付を元に柔軟な和暦表示が可能です。今回はその中でも、元号を動的に算出して表示する方法を改めて深掘りしてご紹介いたします。
和暦の自動判定・表示
日付フィールドの値から、次のような形式で自動的に和暦を表示できます：
＜元号＞○年○月○日
実際の設定
計算式：
IF(DATEVALUE(日付) < DATE(1868, 9, 8), "明治より前", IF(DATEVALUE(日付) >= DATE(2019, 5, 1), "令和" & (YEAR(日付) - 2018), IF(DATEVALUE(日付) >= DATE(1989, 1, 8), "平成" & (YEAR(日付) - 1988), IF(DATEVALUE(日付) >= DATE(1926, 12, 25), "昭和" & (YEAR(日付) - 1925), IF(DATEVALUE(日付) >= DATE(1912, 7, 30), "大正" & (YEAR(日付) - 1911), "明治" & (YEAR(日付) - 1867))))) & "年" & MONTH(日付) & "月" & DAY(日付) & "日")
このように、各元号の開始日を条件分岐に設定することで、日付に応じて正しい元号を出力できます。
🗓 昭和100年！固定元号で表示したいときは？
2025年は「昭和元年（1926年）から数えて100年目」にあたります。
これを記念して、「昭和100年」という表記をあえて使用したい場合もあるでしょう！
そんな時は、元号を固定し、以下のような計算式で表示させることができます：
"昭和" & (YEAR(日付) - 1925) & "年" & MONTH(日付) & "月" & DAY(日付) & "日"
🔄 他の元号で計算する場合
昭和と同様に、他の元号を固定で表示する場合の式は以下の通りです：
"平成" & (YEAR(日付) - 1988) & "年" & MONTH(日付) & "月" & DAY(日付) & "日"
"大正" & (YEAR(日付) - 1911) & "年" & MONTH(日付) & "月" & DAY(日付) & "日"
"明治" & (YEAR(日付) - 1867) & "年" & MONTH(日付) & "月" & DAY(日付) & "日"
✅ まとめ
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計算プラグインを使えば、日付から和暦を柔軟に出力できる
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元号は開始日で条件分岐し、和暦年は「西暦 - 開始年 + 1」で算出
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固定元号表示（例：昭和100年）にも応用可能！
ご希望に応じて、カスタマイズも可能です。お気軽にご相談ください！