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法人番号検索と文字列(1行)の自動計算を使って外部リンクを生成してみよう

法人番号検索プラグインを使ってますでしょうか。

法人番号検索プラグインは、法人番号から情報を検索・取得するのみならず、法人名から検索することができます。
今回は、法人名で検索し情報を取得、取得した法人番号を利用して外部リンクを自動的生成する方法をご紹介いたします。リンク先には法人番号を引数に法人の各種公開情報を閲覧できるgbizINFOへのリンクを生成したいと思います。

サンプルアプリのフィールド設定例

まず、法人番号検索アプリとして以下のフィールドが存在するとします。加えて、検索ボタン用のスペースも定義します。

フィールド名 フィールドタイプ フィールドコード・要素ID
法人名 文字列(1行) 法人名
郵便番号 文字列(1行) 郵便番号
住所 文字列(1行) 住所
法人番号 文字列(1行) 法人番号
  スペース search_corp

以下のような配置にしたとします。後半で「リンク先URL」フィールドの追加の説明をします。

 

法人番号検索プラグインの設定

まず、このプラグインは国税庁の法人番号検索APIを利用するため、国税庁から取得したアプリケーションIDを設定してください。つぎに、検索ボタンを配置するスペースを設定します。あらかじめ定義したスペースIDが選択可能になっているはずです。ドロップダウンからsearch_corpという文字列を選択します。
そして、法人番号、法人名、郵便番号、住所に対応するフィールドをドロップダウンから選んでください。

なお、住所は都道府県名、市区町村名、町名番地の3つに分かれていますが、同じフィールドを指定すれば結合して格納されます。

検索確認

では、実際に検索ができるか、アプリに変更を反映して確認しましょう。「アプリの更新」を押して設定を反映させてください。
一覧からプラスのアイコン「レコードを追加する」ボタンを押し新規作成画面に遷移してください。

法人名に任意の法人名を入れて「法人情報を検索」ボタンを押してください。以下のようなポップアップが上がります。

「法人名で検索」のラジオボタンを選択し、「検索」ボタンを押してください。
法人情報が一覧で出てきたら、コピーしたい法人の「フィールドにコピー」ボタンを押してください。

コピーする詳細情報が出てきます。値が上書きされる場合もありますので、情報を確認して「上書きする」を押してください。

法人番号がフィールドに格納されたことを確認して「保存」を押してください。

リンク用フィールド追加

今回は、経済産業省が提供しているgBizINFOというサイトへのリンクを作成したいと思います。
以下のURLで法人に関する情報が開示されており、クエリーに法人番号を指定することで閲覧できます。

https://info.gbiz.go.jp/hojin/ichiran?hojinBango=7100001024130

追加するフィールドは文字列(1行)フィールド。「自動計算する」にチェックを入れます。計算式として以下の文字列を入れます。

"https://info.gbiz.go.jp/hojin/ichiran?hojinBango=" & 法人番号

 

先ほど保存したレコードを改めて編集画面にし、保存しなおすことで、一覧でも、詳細画面でも外部へのリンクが表示されるようになります。

詳細表示画面でも外部リンクとして生成されているかと思います。

以上、法人番号をリンク生成に使用し、ひと手間省くテクニックでした。よかったら使ってみてください。

 

 

 

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