先日、条件書式プラグインが編集画面にも対応いたしました。
過去紹介したこちら(テーブル拡張 とテーブル集計を組み合わせてみよう!合計数の警告表示+行数制限編)のブログに対して、献立アプリの編集画面でも書式をセットしてみましょう。
前回のおさらい
前回の記事では、献立を管理するアプリを作りました。テーブル集計サブテーブルにメニューとカロリーを登録し、カロリーの合計値を計算するアプリです。
- テーブル拡張プラグインで、6行以上にならないように行数制限を入れました
- テーブル集計プラグインで、カロリーの合計を算出しました。また、一定以上の場合は背景を赤くしました
アプリのフィールド定義は以下のようになります
フィールドタイプ | 説明 | |
文字列(1行) | 献立名 | |
サブテーブル | 種類(ドロップダウン) | 主食、副菜、汁物、その他の定義をドロップダウンで保持 |
サブテーブル | 品名(文字列(1行)) | 品名を自由入力 |
サブテーブル | カロリー(数値) | カロリーをkcal単位で入力します |
今回、条件書式プラグインを用いて、サブテーブルのカロリーが500カロリーを超えていたら該当箇所の書式を変更する、というルールを追加してみます。
設定後イメージ
編集画面
以下、実際の出来上がったアプリの編集中の画面です。
編集時に条件を満たした場合に指定の書式に変更します。
主菜を鯖の味噌煮から鶏もも照り焼き(大)に変えてみましょう。カロリーが500kcalを超えたことで書式が変わりました。合計値も書式が変わりました。
詳細画面
詳細画面でも同様の書式が適用されます。
一覧画面
また、一覧に表示するサブテーブルでも同様に色を変えることができます。
プラグイン設定
プラグインの設定として、サブテーブルのフィールド「カロリー」のフィールドに対して以下の条件を付けます。
項目 | 値 |
---|---|
書式条件フィールド | カロリー[テーブル] |
形式 | 文字 |
条件式 | >=(以上) |
条件値 | 500 |
書式変更フィールド | カロリー[テーブル] |
文字色 | #ee1b1b |
背景色 | #465cb4 |
文字サイズ | やや大きい |
文字装飾 | 太字 |
以下のように設定画面ではなっております。
設定業の右端の紙と鉛筆マークをクリックすることで編集できます。編集画面を「設定する」にすることで、編集画面で条件書式が有効になります。
いかがだったでしょうか。条件書式を用いることでサブテーブルの編集時の表示がより見やすくなり、より作業がはかどりますね。