数学関数

カテゴリ: 数学関数

ABS 関数

数値の絶対値を返します。

書式

ABS(数値)
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。

CEILING 関数

数値を最も近い整数、または基準値の倍数で最も近い数に切り上げます。

書式

CEILING(数値, 基準値)
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。
基準値 必須。倍数の基準となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 数値の符号に関係なく、切り上げられた値の絶対値は、数値より大きくなります。 指定された数値が基準値の倍数と等しい場合は、数値は丸められずにその値が返されます。
  • 数値と基準値がどちらも負の数である場合、値は小さい方 (0 から遠い方) の数値に切り上げられます。
  • 数値が負の数で、基準値が正の数である場合、値は大きい方 (0 に近い方) の数値に切り上げられます。

CEILINGMATH 関数

数値を最も近い整数、または基準値の倍数で最も近い数に切り上げます。
CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。

書式

CEILINGMATH(数値, [基準値], [モード])
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。
基準値 省略可能。 切り上げる倍数の数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
モード 省略するか0を指定すると、[数値]が負の場合は0に近い整数に切り上げます。0以外の数値を指定すると、[数値]が負の場合は0から離れた整数に切り上げます。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • デフォルトで、基準値は正の数値の場合は +1、負の数値の場合は -1 です。
  • モードの引数は正の数値には影響しません。

CEILINGPRECISE 関数

数値を最も近い整数、または基準値の倍数で最も近い数に切り上げます。
CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。

書式

CEILINGPRECISE(数値, [基準値], [モード])
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。
基準値 省略可能。 切り上げる倍数の数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
モード 省略するか0を指定すると、[数値]が負の場合は0に近い整数に切り上げます。0以外の数値を指定すると、[数値]が負の場合は0から離れた整数に切り上げます。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • デフォルトで、基準値は正の数値の場合は +1、負の数値の場合は -1 です。
  • モードの引数は正の数値には影響しません。

DIVIDE 関数

数値を除数で割ったときの商を返します。

書式

DIVIDE(数値, 除数)
引数 説明
数値 必須。除算の分子となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
除数 必須。除算の分母となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 除数に 0 を指定すると、エラー値 #DIV/0! が返されます。

EVEN 関数

指定した数値を最も近い偶数に切り上げた数値を返します。

書式

EVEN(数値)
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。

FACT 関数

数値の階乗を返します。

書式

FACT(数値)
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 負の数の階乗はエラー値を返します

FACTDOUBLE 関数

数値の二重階乗を返します。

書式

FACTDOUBLE(数値)
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。

FLOOR 関数

指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。

書式

FLOOR(数値, 基準値)
引数 説明
数値 必須。切り捨ての対象となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
基準値 必須。倍数の基準となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 数値が正で基準値が負の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
  • 数値の符号が正の場合、値は切り捨てられ、0 の方に近い値に調整されます。 数値の符号が負の場合、値は切り捨てられ、0 から離れた値に調整されます。 指定された数値が基準値の倍数と等しい場合は、数値は丸められずにその値が返されます。

FLOORMATH 関数

指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。
FLOORMATH 関数, FLOOPRECISE 関数はすべて同じ挙動になります。

書式

FLOORMATH(数値, [基準値], [モード])
引数 説明
数値 必須。切り捨ての対象となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
基準値 省略可能。倍数の基準となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
モード 省略可能。省略するか0を指定すると、[数値]が負の場合は0から離れた整数に切り捨てます。0以外の数値を指定すると、[数値]が負の場合は0に近い整数に切り捨てます。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 既定では、小数点以下の値を持つ正の数値は、最も近い整数に切り捨てられます。 たとえば 6.3 は、既定の基準値 (1) を使用して、6 に切り捨てられます。
  • 既定では、小数点以下の値を持つ負の数値は、0 とは逆の方向の最も近い整数に丸められます。 たとえば、-6.7 は -7 に丸められます。

FLOOPRECISE 関数

指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。
FLOORMATH 関数, FLOOPRECISE 関数はすべて同じ挙動になります。

書式

FLOOPRECISE(数値, [基準値], [モード])
引数 説明
数値 必須。切り捨ての対象となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
基準値 省略可能。倍数の基準となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
モード 省略可能。省略するか0を指定すると、[数値]が負の場合は0から離れた整数に切り捨てます。0以外の数値を指定すると、[数値]が負の場合は0に近い整数に切り捨てます。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 既定では、小数点以下の値を持つ正の数値は、最も近い整数に切り捨てられます。 たとえば 6.3 は、既定の基準値 (1) を使用して、6 に切り捨てられます。
  • 既定では、小数点以下の値を持つ負の数値は、0 とは逆の方向の最も近い整数に丸められます。 たとえば、-6.7 は -7 に丸められます。

INT 関数

指定された数値を最も近い整数に切り捨てます。

書式

INT(数値)
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。

ISOCEILING 関数

数値を最も近い整数、または基準値の倍数で最も近い数に切り上げます。
CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。

書式

ISOCEILING(数値, [基準値], [モード])
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。
基準値 省略可能。 切り上げる倍数の数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
モード 省略するか0を指定すると、[数値]が負の場合は0に近い整数に切り上げます。0以外の数値を指定すると、[数値]が負の場合は0から離れた整数に切り上げます。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • デフォルトで、基準値は正の数値の場合は +1、負の数値の場合は -1 です。
  • モードの引数は正の数値には影響しません。

MOD 関数

数値を除数で割ったときの剰余を返します。 戻り値は除数と同じ符号になります。

書式

MOD(数値, 除数)
引数 説明
数値 必須。除算の分子となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
除数 必須。除算の分母となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 除数に 0 を指定すると、エラー値 #DIV/0! が返されます。

MROUND 関数

指定された値の倍数になるように丸められた数値を返します。

書式

MROUND(数値, 倍数)
引数 説明
数値 必須。丸めの対象となる対象となる値。数値またはフィールドコードが指定できます。
倍数 必須。切り上げまたは切り捨てて丸められた数値が、その倍数となるような値。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 数値を倍数で割った剰余が倍数の半分以上である場合は、0 から遠い方の値に丸められます。
  • 数値と倍数の引数には、同じ符号が必要です。一致しない場合は、#NUM エラーが返されます。

ODD 関数

数値を切り上げて、最も近い奇数にします。

書式

ODD(数値)
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。

POWER 関数

数値のべき乗を返します。

書式

POWER(数値, 指数)
引数 説明
数値 必須。べき乗の底を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
指数 必須。数値を底とするべき乗の指数を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • POWER 関数の代わりに、^ 演算子を使用してべき乗の指数を表すこともできます。

PRODUCT 関数

引数として指定されたすべての数値を積算し、その積を返します。

書式

PRODUCT(数値 1, [数値 2], ...)
引数 説明
数値 1 必須。積算する最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。積算する 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 引数 にはサブテーブル内のフィールドコードも指定できます。

QUOTIENT 関数

除算の商の整数部を返します。

書式

QUOTIENT(分子, 分母)
引数 説明
分子 必須。被除数 (割られる数) を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。
分母 必須。 除数 (割る数) を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。

RAND 関数

0 以上で 1 より小さい実数の乱数を返します。計算式が再計算されるたびに、新しい実数の乱数が返されます。

書式

RAND()

引数はありません。

RANDBETWEEN 関数

指定された範囲内の整数の乱数を返します。計算式が再計算されるたびに、新しい実数の乱数が返されます。

書式

RANDBETWEEN(最小値, 最大値)
引数 説明
最小値 必須。乱数の最小値を整数で指定します。
最大値 必須。 乱数の最大値を整数で指定します。

ROUND 関数

数値を四捨五入して指定された桁数にします。

書式

ROUND(数値, 桁数)
引数 説明
数値 必須。四捨五入の対象となる値。数値またはフィールドコードが指定できます。
桁数 必須。数値を四捨五入した結果の桁数。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 桁数 に正の数を指定すると、数値の小数点以下 (右側) について、指定した桁数分が四捨五入されます。
  • 桁数 に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として四捨五入されます。
  • 桁数 に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が四捨五入されます。
  • 常に切り上げるには、ROUNDUP 関数を使用します。
  • 常に切り下げるには、ROUNDDOWN 関数を使用します。
  • 数値を特定の倍数に四捨五入する (0.5 単位に丸めるなど) には、MROUND 関数を使用します。

ROUNDDOWN 関数

数値を指定された桁数で切り捨てます。

書式

ROUNDDOWN(数値, 桁数)
引数 説明
数値 必須。切り捨ての対象となる値。数値またはフィールドコードが指定できます。
桁数 必須。数値を切り捨てた結果の桁数。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • ROUNDDOWN 関数の機能は、ROUND 関数に似ていますが、常に数値が切り捨てられる点が異なります。
  • 桁数に正の数を指定すると、数値の小数点以下について、指定した桁数の右側が切り捨てられます。
  • 桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り捨てられます。
  • 桁数に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が切り捨てられます。

ROUNDUP 関数

数値を指定された桁数に切り上げます。

書式

ROUNDUP(数値, 桁数)
引数 説明
数値 必須。切り上げの対象となる値。数値またはフィールドコードが指定できます。
桁数 必須。数値を切り上げた結果の桁数。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • ROUNDUP 関数の機能は、ROUND 関数に似ていますが、常に数値が切り上げられる点が異なります。
  • 桁数に正の数を指定すると、数値の小数点以下について、指定した桁数の右側が切り上げられます。
  • 桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り上げられます。
  • 桁数に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が切り上げられます。

SQRT 関数

正の平方根を返します。

書式

SQRT(数値)
引数 説明
数値 必須。数値またはフィールドコードが指定できます。

SUM 関数

引数を合計します。

書式

SUM(数値 1, [数値 2], ...)
引数 説明
数値 1 必須。加算する最初の数。数値またはフィールドコードが指定できます。
[数値 2], ... 省略可能。加算する 2 番目以降の数値です。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 引数 にはサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコードも指定できます。
  • 空のフィールドは無視されます。

SUMIF 関数

指定した条件を満たす範囲内の値を合計します。

書式

SUMIF(範囲, 検索条件, [合計範囲])
引数 説明
範囲 必須。合計するサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
検索条件 必須。合計の対象となるフィールドを定義する条件を数値、文字列で指定します。
合計範囲 省略可能。合計する実際のサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。何も指定しないと、範囲が使用されます。
  • 検索条件で指定できる比較演算子は'=', '==', '===', '<>', '!=', '!==', '<', '<=', '>', '>='です。
  • 検索条件で比較演算子を指定しない場合、値と等しいという比較を行います。
  • 空のフィールドであることを条件に指定したい場合は、 "" を指定してます。空のフィールドでないことを検索条件に指定したい場合は "<>null" を指定します。
  • 検索条件として文字列にExcelのワイルドカード文字(*,?)を指定してもワイルドカードとしては機能せず、そのままの文字として扱います。
  • 検索条件としてフィールドコードを使用したい場合、CONCAT 関数または CONCATENATE 関数を使用して比較演算子と結合した文字列を検索条件としてください。

SUMIFS 関数

複数の検索条件に一致するすべての引数を合計します。

書式

SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲 1, 条件 1, [条件範囲 2, 条件 2], ...)
引数 説明
合計対象範囲 必須。合計するサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
条件範囲 1 必須。条件による評価の対象となるサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数を指定します。
条件 1 必須。合計の対象となるフィールドを定義する条件を数値、文字列で指定します。
[条件範囲 2, 条件 2], ... 省略可能。追加の条件による評価の対象となるサブテーブル内のフィールドコード、関連レコード一覧内のフィールドコード、または配列定数と対応する条件。
  • 条件で指定できる比較演算子は'=', '==', '===', '<>', '!=', '!==', '<', '<=', '>', '>='です。
  • 条件で比較演算子を指定しない場合、値と等しいという比較を行います。
  • 空のフィールドであることを条件に指定したい場合は、 "" を指定してます。空のフィールドでないことを検索条件に指定したい場合は "<>null" を指定します。
  • 検索条件として文字列にExcelのワイルドカード文字(*,?)を指定してもワイルドカードとしては機能せず、そのままの文字として扱います。
  • 条件としてフィールドコードを使用したい場合、CONCAT 関数または CONCATENATE 関数を使用して比較演算子と結合した文字列を検索条件としてください。
  • 合計対象範囲の空のフィールドは無視されます。

TRUNC 関数

数値の小数部を切り捨てて、整数または指定した桁数に変換します。

書式

TRUNC(数値, [桁数])
引数 説明
数値 必須。小数部を切り捨てる値。数値またはフィールドコードが指定できます。
桁数 省略可能。 切り捨てを行った後の桁数。数値またはフィールドコードが指定できます。
  • 桁数の既定値は 0 (ゼロ) です。