列⇒行変換
入力データの列(フィールド)を行(レコード)に変換します。
特徴
- データ構造の正規化: 月ごとの売上データ(例:4月売上、5月売上…)のように横に並んだデータを、「月」と「売上」のような縦持ちのデータ構造に変換し、後続の集計や分析をしやすくします。
- 柔軟な列選択: 変換対象とする列(フィールド)を自由に選択できます。
- キーと値のフィールド名指定: 変換後の「キー(元の列情報)」と「値」を格納する新しいフィールドの名前を自由に設定できます。
- 識別列の自動保持: 変換対象にしなかった列は、変換後の各レコードに識別情報として自動的に保持されます。
機能
設定項目詳細
| 設定大項目 | 設定小項目 | 説明 | ルール |
|---|---|---|---|
| ノード設定 | タイトル | フロー編集画面および実行ログ等に表示されるノード名です。 | 任意の名称を入力します。(初期値はプロセッサー名が入ります) |
| ノード設定 | 説明 | ノードの補足説明です。 | 任意で入力します。(初期値は既定のプロセッサー補足説明が入ります) |
| 変換設定 | 変換する列と識別値 | 変換対象のフィールドを選択し、変換後のキーフィールドに格納される「識別値」を設定します。識別値を省略した場合、元のフィールド名が使用されます。 | 必須(1組以上設定) |
| 変換設定 | 列名を保存する新規フィールド名 | 上記で設定した「識別値」を保存するための、新しいフィールド名(キーフィールド)を指定します。 | 必須 |
| 変換設定 | 列の値を保存する新規フィールド名 | 変換対象の列の値を保存するための、新しいフィールド名(値フィールド)を指定します。 | 必須 |
使い方
設定手順
データフロー編集画面で、「列⇒行変換」ノードを配置して前のノードと接続し、以下の手順で設定を行います。
-
新規フィールド名を設定:
「列名を保存する新規フィールド名」と「列の値を保存する新規フィールド名」をそれぞれ入力します。
-
変換対象の列と識別値を設定:
「変換する列と識別値」セクションで、行に変換したいフィールドを選択し、必要に応じて識別値を入力します。+ボタンで複数の列を追加できます。新規項目の追加

設定済みリスト

-
ノード名の設定と保存(任意): 必要に応じて、ノードのタイトルや説明を編集し、設定を保存します。
動作イメージ
変換前
| レコード番号 | 顧客名 | 4月売上 | 5月売上 |
|---|---|---|---|
| 2 | B社 | 8000 | 9000 |
| 1 | A社 | 10000 | 12000 |
設定
- 列名を保存する新規フィールド名:
月 - 列の値を保存する新規フィールド名:
売上 - 変換する列と識別値:
4月売上(識別値: 4月)5月売上(識別値: 5月)
変換後
| レコード番号 | 顧客名 | 月 | 売上 |
|---|---|---|---|
| 2 | B社 | 4月 | 8000 |
| 2 | B社 | 5月 | 9000 |
| 1 | A社 | 4月 | 10000 |
| 1 | A社 | 5月 | 12000 |
注意事項
- データ型の一致: 「変換する列」として選択したすべてのフィールドは、同じデータ型である必要があります。データ型が混在している場合、エラーが発生します。
- フィールド名の重複: 新しく作成する「列名を保存する新規フィールド名」および「列の値を保存する新規フィールド名」が、変換対象外で保持されるフィールド名と重複しても、値が上書きされることはありません。システムが内部的に一意のフィールドコードを割り当てるためです。ただし、後続の処理でフィールドを識別しにくくなる可能性があるため、重複は避けることを推奨します。